あけまして
おめでとうございます🎍
本年もよろしくお願いいたします!
今日は、
毎年恒例の食育活動『まゆ玉作り』
を行いました!
色付けした上新粉を蒸して
捏ねたら、まゆ玉の材料の出来上がり!
子どもたちは、手で丸めてネコヤナギの木に
つけます!
子どもたち、期待の眼差しで、説明を聞きながら、
見本をよくみて、
上手に丸めてたり、
楽しんでいました。
まゆ玉飾りとは、米の粉を練って蒸して丸め、まゆの形に似せたものを、柳や樫、水木、梅などの木の枝にさして、養蚕や農作物の豊作を祈願する為に作られたものです。
色も以前は紅白が主流でしたが、地域によっては多くの色を使ってカラフルに仕上げたものが多くなっています。
かつて、絹産業が盛んで日本を支える産業の1つでした。
絹と言えば、蚕(かいこ)です。
養蚕業を営む農家も数多くあり、新しい1年の養蚕がいかに順調に進むか、ということがとても重要でした。
養蚕がより順調に、絹産業がより栄えることを祈って、神棚やその近くに飾られたそうです。
ただし、現在では養蚕業を営む農家はなくなり、養蚕業の繁盛を祈る本来の意味が農作物の豊作を祈る行事として、今でもまゆ玉飾りが残っています。
また、こちらのまゆ玉飾りは、小正月(こしょうがつ)に飾るのが一般的です。
小正月とは、諸説ありますが、1月15日、もしくはその前後14日から16日の3日間を指しています。
1月1日に年神様をお迎えして、新年の家内安全などを祈る大正月に対して、小正月では、その年の農作物の豊作を願う行事とされているようです。
しかし、現在では正月飾りの1つとして1日から他の正月飾りと共に飾る地域もあります。
香川県などでは、お雛様のひな祭りに菱餅と同様に餅花が飾られることもあります。
地域によっては、餅花やまゆ玉を飾らない所も多いので、見たことがない、という方もいるでしょう。
この1年も、
皆様にとって、
健やかで穏やかな充実した1年でありますように。