長野市社会事業協会で始めました!
にじいろキッズらいふ〜春〜
令和2年度 卒園式・離任式
8/4は栄養の日、8/1~8/7は栄養週間です。
「みんなで参加してたのしもう!」
管理栄養士です。こんにちは。
家族のための毎日の食事作り、本当にありがとうございます。
子どもの発育・発達に栄養は欠かせないものです。
そして今、感染症予防に必要なことは免疫機能を低下させないこと。
ということで
毎月の食育だよりに加えて、今回は
食事「予防めし」のレシピ、日々の食生活に役立つ衛生管理術について
公益社団法人 日本栄養士会よりSNSやYouTubeにて情報発信されていますのでご案内します。
「栄養の日・栄養週間2020」
食・栄養の新しい生活様式を提案するスペシャルサイトはこちらから。
ぜひ、お気軽にご覧いただき日々の食生活にお役立てください(^-^)
<本日の給食メニュー in にじいろ>
・ミートソーススパゲティー🍝
(ナスをメインにたっぷり夏野菜を使って煮込みました)
・青菜とコーンのスープ
・バナナ
・牛乳
栄養バランスや彩りに加え、盛り付けや食器の選択も1人ひとりに合わせた支援を心がけています。
手作り机上課題のご紹介③~輪っこ通し~
第三弾は、「輪っこ通し」です(^^♪
両手でゴムを引っ張り棒に通すことで
①見ながらものを扱う力
(目と手の協応・物の操作)
②両手で道具を操作する力
(両手の協応)
③力をコントロールする力
(引っ張りすぎても、力が弱くても難しい…)
を育てることができます!!
早速、作り方のご紹介です!
※画像が見えにくい際は、
画像をクリックしていただくと、
大きく・きれいな画像として表示されます!!
☆材料・道具
箱、ラップの芯、髪ゴム・輪ゴムなど
えんぴつ、カッター、ガムテープ、セロハンテープ
☆作り方
①土台づくり
箱の上にラップ芯の大きさを縁取る
カッターで丸く切り取る
②ラップ芯をつける
前面・裏面ともにテープで固定
完成(^^)!!
ゴムの柔らかさを硬くしたり、大きさを小さく変えていくことで
段階付けをして楽しむことができます!
両手を上手につかうためには
①身体の中心軸の発達
②左右対称の両手動作
③左右交互の両手動作
④左右の役割が異なる両手動作
の4点が重要になります!
今回の「輪っこ通し」は、②左右対称の両手動作
の発達を促すことができます!
左右対称の両手動作が基礎となり
“利き手でえんぴつを操作し補助の手で紙を押さえる”
“利き手でフォークを操作し補助の手で器を持つ”
などの④左右の役割が異なる両手動作
④の力は、生活動作(食事、着替え等)や小学校での教科学習(文字を書く、定規を使うなど)の基礎となります!
楽しく両手を使って遊び、手の力を育てていきましょう!
作業療法士
親子でクッキング①~ココアクッキー~
にじいろの管理栄養士より、親子で楽しめる手作りおやつのご紹介です☆
レシピはこちら♫
【おすすめ食材のココア】
ココアには三大栄養素の炭水化物、たんぱく質、脂質を含み、カルシウム、マグネシウム、銅、亜鉛などのミネラル分、食物繊維も含まれています。消化・吸収が良く、嗜好性や香りもよいため、おやつ作り、ヨーグルトや牛乳と混ぜるなどお手軽に取り入れていただきたい食品です。
【調理のアレンジ】
ココアを入れたときは焦げやすいので通常のクッキーよりも160℃とやや低めに設定します。他にも、野菜(ペーストやきざみ)や粉チーズやごま、ジャムやドライフルーツでもアレンジできます。
【栄養バランスのお話】
乳幼児期は1日の必要量を3食で補いにくいことから「おやつ」が食事の一部として位置づけられています。そのおやつでの摂取エネルギー量の目安は1日全体の必要量の10~20%を補うこととされ、食事で不足しがちな栄養素、食品を摂れることが望ましいです。
概ね100~200kcal以内(活動量・体格によります)とセンターではお示ししています。
今回のおやつで例えますと、1人あたりクッキー2枚での栄養価を表示しました。体格の小さい、または活動量の少ないお子さんは麦茶、活動量の多いお子さんは牛乳50~100㏄と組み合わせるなど、エネルギーバランスは大人が確認して与えてあげましょう。
型抜きで形を楽しんだり、味や色合い、香りなど話題にしながら楽しい時間を過ごしていただけたら嬉しいです(^^♪
管理栄養士
「おうちでできるうんどうあそび」のご提案③
既成品のトンネルがなくても、家にあるものや自分たちの身体を使い
トンネル遊びを楽しむことができます!
トンネル遊びは、
空間の広さを見て(視覚)とらえ、
自身の身体をどのように使えば通れるか(頭をさげたら通れるかな?ハイハイでいけるかな?ずり這いじゃないと無理かな? などなど)を試行錯誤する機会となります。
このような運動遊びを通して、『ボディーイメージの発達』を促していくことができます☆
※詳しくは「感触遊びの大切さ☆~触覚のはたらき~」のブログもご参照ください!
※ボディーイメージの発達は、運動・遊びの発達を支えるだけではなく、
「文字を書く」という学習面にも大きな影響を与えていきます!
文字の大きさや枠の大きさを把握する力、鉛筆での細かな操作を行うことにもつながっていきます。
子どもにトンネル役をやってもらうことでも、様々な姿勢を体験できる機会となります!
その中で、体幹を鍛えることができ、姿勢を保持する力や持久力などを育てることができます☆
では実際のトンネル遊びのご紹介です♪
お腹の下、手足の下をくぐってみましょう(^^♪
低い椅子の下を通ることも楽しいです☆
はいはいや仰向けのずり這いなど様々な姿勢でトンネルをくぐり遊びましょう!
大人もトンネル役をやることで、腹筋を鍛えることができます!
トンネル遊びを楽しみ、親子で一緒に身体を鍛えていきましょう☆!
作業療法士
感触遊びのご紹介③ ~かんてん遊び~
『かんてん』での感触遊びです(^^)/
☆材料
ボール、かんてんの素、お湯、食紅
☆作り方
①ボールにかんてんの素・お湯・食紅を入れ、混ぜる
※お湯の分量は、かんてんの素の作り方をご確認ください!
②冷蔵庫で冷やす
完成!!
☆遊び方
触って遊ぶ、切る・すくう・型抜きなどの道具で遊ぶ♪
ままごとのように見立ててあそぶ。
移し替えてあそんでいる時の様子です!
すくう手、支える手の左右の役割分担ができてますね☆
上手!!
最後、片付けも一緒に行いましょう!
カゴへ入れるだけでもOK!
一緒に、ボールなどの道具を洗うことも良いですね(^^)
☆ワンポイント
①冷やし固める前に、ボタンやビー玉を一緒に入れる
ほじくり出して遊ぶときに、つまみ動作を促すことができます☆
②ジップロックや袋に入れる
素手で触ることが苦手な場合は、袋にいれて触る・棒で突くなどの工夫をしてみましょう!
冷蔵庫で冷やしすぎてしまうと、
冷たく触れないお子さんもいるので
冷やす時間も調整してみましょう(^^♪
③はさみで遊ぶ
プラスチック製のはさみを使いました!
はさみを使って、お箸の前の3本の指を使う練習もできます☆
手を拭けるように、布巾を用意して遊びましょう(^^)♫
暑くなってきているので、ヒヤッとした感触がより気持ち良いですよ☆
お口に入っても大丈夫な材料ですので、おもいっきり感触遊びを楽しめます!
他にも、お口に入って大丈夫な、糸こんにゃくや春雨、乾燥わかめ、お麩などでも感触遊びを楽しめます!
遊び方のポイントは、また随時ブログでお伝えしていきます(^O^)
お楽しみに☆★☆★
作業療法士
靴選びのポイント!
「せっかく買ったのにもう履けない…泣」
なんてことがありますよね。
しかし、こどもの足の成長には、サイズや形の合った靴を選ぶことが大切になります。
今回は、靴についてのお話です!
◇こどもの足
足には片足28個、左右で56個の小さな骨があり筋肉やじん帯で形が作られています。
赤ちゃんの時期はほとんどが軟骨で、18歳ころまでにかけて徐々に硬い骨になると言われています。
こどもの足は骨が柔らかいため変形しやすく、特に体が柔らかいお子さんは、筋肉やじん帯がゆるく扁平足になりやすい傾向があります。
◇扁平足とは
骨とじん帯の働きにより、足には3つのアーチがあります。
代表的なものが「つちふまず」と呼ばれる足の内側のアーチです。
このアーチが下がり、足裏全体が床についている状態が「扁平足」です。
強い扁平足の場合、踵(かかと)の骨が斜めになり体の内側に倒れ、骨の位置がずれてしまいます…
その結果、足首から捻じれてしまうことがあるのです…!
これが「外反扁平足(がいはんへんぺいそく)」です。
◇扁平足になると
「長く歩くと疲れやすい」「足裏が痛くなる」「転びやすい」まれに「外反母趾(がいはんぼし)」や「腰痛」につながることがあります。
小さい頃に症状が目立つことはほとんどありません。
しかし、成長に伴い体重が増えると徐々に症状が出てくる場合が多いです…!
強い扁平足の場合は、靴の中に市販インソール(中敷き)や医療用のインソールを入れることで、
『痛みの予防・足の良い形のサポート・足の正しい使い方』を促すことができます。
※市販のインソールは、靴屋さんにいるシューフィッターさんが紹介してくれます☆
※医療用のインソールは、お医者さんでの診察が必要になります。気になる方は、にじいろの理学療法士にご相談ください!
◇サイズや形があっていない靴を履くと
扁平足や外反扁平足でなくても、
「転びやすい」「靴の中で足がすべり余計なところに力が入るため疲れやすい」「足指を効率的に使えないため足のアーチの形成に影響がでやすい」「将来痛みがでてくる」などなどの可能性があります。
◇成長期の靴選びのポイント
①かかとの後ろに硬めの芯が入っていること!
(かかとを正しい位置に保持してくれます)
②マジックテープのベルトで足の甲をしっかり押さえられること
(歩くときに靴の中で足が前にずれないため)
③つま先は広め!指を動かすスペースを確保!
(ポイントは5mmです!)
④つま先がカールし反りあがっていること
(つまずき予防)
⑤靴底が足指の付け根の位置で曲がること
(硬すぎず柔らかすぎず!)
※靴の幅が広すぎたり狭すぎたりしないように注意!
※靴は購入前に試着しましょう!
◇大きめの靴を買ってしまったときは
市販の靴中敷きを一枚入れて靴の中のスペースを狭めましょう。
足甲ベルトをしっかり締め、歩くときに靴の中で足が前にずれ動かないように気を付けましょう。
時々サイズを確認し、きつくなってきたらその中敷きは抜きましょう!
◇サイズチェック
こどもは靴がきつくなってもあまり気にしません!
3か月で5mm大きくなることもあるため、3か月に一度はサイズを確認しましょう☆!
こどもに合った靴を選らび、足を育てましょう!
足に合う靴を使うことで、疲れにくく長い時間運動しやすくなるため、持久力もつきます!!
この機会に、ぜひご兄弟の靴もチェックしてみてはいかがですか(^^)?
歩き方や走り方が気になる場合は、担任の先生を通して、または直接理学療法士や作業療法士にご相談ください!
より具体的なお話や、お子さんに合う靴をご紹介します!
理学療法士・作業療法士